レイアウトグリッドの再評価

現在のように幅が1024X、高さが768ピクセルの解像度が標準環境になると、 Webページのファーストビューは幅960ピクセル程度に広げられるようになった。それと相まって並列できるカラムの数は最大で4 ~5へと増えたのである。 つまり、並列できるカラムの数が増加したのだから、おのずとカラム構成 は難しくなると考えてよいだろう。 1カラムの幅の比率を決めることでさえ作業が大変になるので、作業をサポートするガイドラインのような仕組みが求められた。そこで改めて評価されはじめたのがレイアウトグリッドというわけだ。もちろん、 Webの場合は紙と違い、文字サイズが表示環境により相対的に変化するため、グリッドの最小単位は文字サイズではない。 Webの場合、最初に決めたファーストビューのサイズを任意の均一に割って設定するという手順になる。